セリエA インテル

インテル、ナポリFW獲得へ移籍金引き下げ熱望か!最低32億円要求も…

ロレンツォ・インシーニェ 写真提供:Gettyimages

 インテルは、ナポリのイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェの獲得に向かっているが、ナポリの要求額から引き下げた上での取引成立を狙っているようだ。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 インシーニェは下部組織在籍時からナポリ一筋のキャリアを歩んでいる。これまで前線の主力としてチームを支え続けているが、昨季もセリエAで33試合に先発出場して19ゴールをマーク。多くの公式戦でキャプテンを任せられるなど、ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督から信頼をつかんでいた。

 しかし、ナポリはインシーニェとの現行契約が来年6月までとなる中、同選手との契約延長交渉が進んでいない模様。財政面の悪化により、ナポリは減俸による新契約のオファーを行っているが、選手サイドの要求額とは200万ユーロ(約2億6000万円)の開きがあるという。

 同選手にはエバートンやロシア1部の強豪ゼニト・サンクトペテルブルクが関心を寄せている。また、ナポリはナポリはイタリア国外への売却を望んでおり、移籍金として少なくとも2500万ユーロ(約32億円)を求めているという。

 その中、インテルは移籍金を2000万ユーロ(約26億円)以下に抑えた上でインシーニェの獲得を望んでいる模様。ナポリとの契約期間が残り1年であるほか、同選手の年齢が30歳であることを踏まえると、ナポリの要求額が高いと判断しているとのことだ。

 なお、アトレティコ・マドリードもインシーニェに関心を寄せているが、あくまでも契約が満了を迎える来夏のタイミングでの獲得を狙っていると伝えられている。