プレミアリーグ アーセナル

レアルMFウーデゴール、アーセナル再加入の噂を否定。アンチェロッティの構想内に

マルティン・ウーデゴール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードからアーセナルへレンタル移籍により加入していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、改めて2021/22シーズンにアーセナルでプレーしないことを明言しているようだ。3日、スペイン紙『マルカ』など複数メディアが報じている。

 現在22歳のウーデゴールは、昨夏にレアル・ソシエダでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰したものの、2020/21シーズンは2度のわたる負傷離脱もありレアル・マドリードで公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。その後、同選手は出場機会を求めてクラブ首脳陣に対して今冬移籍を志願。今年6月までのレンタル移籍によりアーセナルへ加入すると、ミケル・アルテタ監督のもとでプレミアリーグ9試合、UEFAヨーロッパリーグ5試合で先発出場し、復調の気配を見せていた。

 しかし、アーセナルとレアル・マドリードの取引において買い取りオプションは付帯されていないことから、ウーデゴールは今夏にレアル・マドリードへ復帰している。また、依然としてアーセナルが再獲得に動く可能性があると噂されているが、本人は自身のSNSアカウントを通じて「この6か月をアーセナルで過ごしたことにとても感謝している。アーセナルで過ごした時間は、特別な出来事としてこれからもつねに僕の心にあるよ」とコメントを残している。

 なお、ウーデゴールはカルロ・アンチェロッティ新監督の構想に含まれている模様。また、スペイン代表MFイスコについては適切なオファーが届き次第、放出に応じる可能性があるようだ。