ラ・リーガ バルセロナ

バルサ指揮官、中盤強化を最優先事項に!オランダ代表MFはPSG行きを選択

ロナルド・クーマン: Gettyimages

 バルセロナを率いるロナルド・クーマン監督が今夏の最優先事項として中盤の強化を掲げているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 今夏にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロやスペイン代表DFエリック・ガルシアをフリーで獲得するなど、覇権奪還を目指す来季に向けて戦力の補強を積極的に行なっているバルセロナ。オランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得も決定的となるなかで、クーマン監督は次なる補強プランとして中盤の強化を希望しているという。

 バルセロナは今夏にリバプールを退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得に近づきながらも、パリ・サンジェルマン(PSG)との争奪戦に敗北。MFセルヒオ・ブスケッツとMFペドリの両スペイン代表とオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを補完できる選手として、レアル・ソシエダのスペイン代表MFミケル・メリーノをリストアップしているようだ。

 しかし、ソシエダは今季のラ・リーガ26試合に出場して2ゴール4アシストを記録するなど中心選手として活躍したメリーノに対して、契約解除金である6000万ユーロ(約78億8000万円)を要求。財政難のバルセロナにとっては手の出せない金額となっているようだ。そのほかにも複数選手をリストアップしていることが報じられているバルセロナだが、中盤の強化には成功するのだろうか。