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ミランMF、ユベントスや中東へ移籍の噂も「将来について今は話したくない」

ハカン・チャルハノール 写真提供: Gettyimages

 ミランのトルコ代表MFハカン・チャルハノールは中東移籍の噂が飛び交っているが、自身の去就についてまだ決断を下していないようだ。24日、トルコメディア『Fotomac』が報じている。

 チャルハノールとミランの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は契約延長にむけて複数回にわたり会談。クラブは年俸400万ユーロ(約5億3000万円)を提示しているが、500万ユーロ(約6億3000万円)という選手サイドの要求を満たしていないことから、現時点で合意に達していない。また、ユベントスが年俸500万ユーロを用意したほか、先週にはカタール1部のアル・ドゥハイルSCが年俸800万ユーロ(約10億6000万円)による3年契約でオファーを提示したと伝えられている。

 その中、チャルハノール本人はトルコメディアの取材に応じた際に「ミランは僕にとって特別なクラブだ。チャンピオンズリーグに戻ることができたし、チームにとって素晴らしい結果だよ。僕自身の将来についてはまだ決断していないし、そのことについて今は話したくないね。EUROにむけて集中したいよ」とコメントを残した。

 なお、同選手は16日に行われたセリエA第37節・カリアリ戦後のメディアインタビューで、自身の去就に言及。ミラン残留の可能性について、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権の行方に左右されるものではないことを明かしている。