ラ・リーガ バルセロナ

リヨンFWデパイ、バルサ加入合意報道も「もう少し時間をかけてから…」

メンフィス・デパイ 写真提供: Gettyimages

 オリンピック・リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デパイは、現時点ではバルセロナ移籍を決断していないようだ。20日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 現在27歳のデパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入すると、2017/18シーズンに公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストをマークして復調。今季はここまで公式戦38試合に出場して22ゴール10アシストをあげているほか、大半の試合でゲームキャプテンを任せられている。

 デパイとリヨンの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、契約延長で合意には至らず、今季終了後の退団がほぼ確実となっている。また、同選手の代理人はバルセロナ首脳陣と複数回にわたり会談を行っているほか、デパイ本人が先月末にバルセロナ市内で目撃されたという情報が飛び交っていた。

 スペイン紙『マルカ』は今月13日、両者がロナルド・クーマン監督の留任した場合に限るという条件付きで今夏加入の合意に至ったと報道。しかし、今季のリーグタイトルを逃したことにより、同監督は今季終了後に解任となる可能性が高い。

 その中、デパイ本人はフランスメディアの取材に応じると「バルセロナは僕とサインを交わすことに興味を持っているし、本当のことだよ。だけど、他のクラブも僕のことを求めているね。今の段階では自身の将来について何も決めていない。もう少し時間をかけてから、どのクラブに行くのか決めるよ」と自身の去就について明かした。