日本代表MF久保建英、今夏レアル復帰の可能性も！ブラジル代表FWが今夏スペイン国籍取得へ

　ラ・リーガ（スペイン1部）のヘタフェに在籍している東京五輪世代の日本代表MF久保建英は今季終了後にレアル・マドリードへ復帰する可能性があるようだ。8日、スペインメディア『BERNABEU DIGITAL』が報じている。

　バルセロナの下部組織出身である久保建英は2019年夏に明治安田生命J1リーグのFC東京からレアル・マドリードへ完全移籍により加入。ジネディーヌ・ジダン監督から高い評価を受けたものの、マヨルカ、ビジャレアルへの武者修行をへて今年1月に半年間のレンタル移籍によりヘタフェに加わっている。また、ヘタフェではここまで公式戦15試合でピッチに立っているが、大半が途中出場となっている。

　久保建英の去就を巡っては、レアル・マドリードとの契約期間を2024年6月まで残す中、先月下旬に今夏アーセナル移籍の噂が飛び交っていた。その中、現在レアル・マドリードに在籍しているブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールが今夏にもスペイン国籍を取得する見込みとなっている模様。これにより、EU圏外の外国籍選手枠に余裕が生まれることから、『BERNABEU DIGITAL』は久保建英に復帰の可能性があると主張している。

　なお、レアル・マドリードは現在EU圏外の外国籍選手枠をブラジル代表MFエデル・ミリトン、FWロドリゴ、FWビニシウス・ジュニオールの3選手に充てている。久保建英はレンタル先で出場機会が限られているが、今夏に東京五輪でのプレーが濃厚である中、自身の去就についてどのような決断を迫られるのだろうか。