明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪はすでにブラジル人DFチアゴ・パグヌサットの獲得を公式発表しているが、契約内容の一部が明らかになっているようだ。26日、ブラジルメディア『O POVO』が伝えている。
チアゴは昨年、バイーアからセアラーSCに加入すると、主力として公式戦32試合に先発出場。その中、セレッソ大阪は直近数シーズンにわたりディフェンス陣を支えていたDFマテイ・ヨニッチが中国スーパーリーグの上海緑地申花に完全移籍したことにより、同選手の後釜としてチアゴの獲得を公式発表していたが、新型コロナウイルス感染拡大により日本政府が新規入国の規制を敷いていたことから、来日の目処が立っていたなかった。
その中、今月に入ってセレッソ大阪はビザの取得状況に関わらず移籍金を支払う意思をセアラーSC首脳陣に対して示したと伝えられると、セアラーSCはすでに20万ドル(約2200万円)を受け取っている模様。セアラーSCは26日にチアゴ本人と現行契約を解消することで正式に合意したようだ。
また、『O POVO』はセレッソ大阪はチアゴと2022シーズン終了後までの2年契約でサインを交わしたと伝えている。ヴィッセル神戸のケニア人FWアユブ・ティンベ・マシカが26日に入国するなど徐々に新規外国人選手に対する入国規制が緩和されている中、セレッソ大阪首脳陣はチアゴの合流を待ち望んでいるはずだ。
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