バイエルン・ミュンヘンはすでにオーストリア代表ダビド・アラバの今夏退団を発表しているが、移籍先候補をレアル・マドリードやバルセロナに絞っているようだ。22日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が決まっている。
同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約で獲得を打診したと伝えられていたが、パリ・サンジェルマン(PSG)が先月に正式に獲得オファーを提示。また、今月に入ってバルセロナも獲得に乗り出したものとみられ、年俸1500万ユーロ(約19億5000万円)という条件を用意しているという噂が飛び交っている。
しかし、ダビド・アラバ本人はスペイン国内でのプレーを強く望んでいるものとみられ、PSGからのコンタクトに対して加入拒否の姿勢を見せたほか、チェルシーも移籍先候補から除外しているようだ。
先日にはレアル・マドリードはダビド・アラバの代理人と父親に対して総額2000万ユーロ(約26億円)を支払うという条件を提示したとスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じていたが、果たして同選手の去就はいつ決着を迎えるのだろうか。
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