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ナポリのアルジェリアDFに長期離脱の可能性…3年前に膝の前十字靭帯損傷

ファウジ・グラム 写真提供:Gettyimages

 ナポリのアルジェリア代表DFファウジ・グラムは戦列を離れることが確実になったようだ。7日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 グラムは今季ここまで公式戦わずか6試合の先発出場にとどまるなどクラブ内で厳しい立場に置かれている。また、先月にはPCR検査の結果で新型コロナウイルス陽性と判定されたことにより2週間にわたる自主隔離を余儀なくされていた。

 同選手は先月21日に行われたセリエA第23節・アタランタ戦で復帰すると、第24節・ベネベント戦ではフル出場を果たしていた。しかし、7日に行われた第26節・ボローニャ戦で先発出場した際に負傷し、前半22分でピッチを後にしている。ナポリはグラムが左ひざを負傷したことを公式発表しており、同選手は8日にも検査を受ける予定となっているようだ。

 なお、イタリアメディア『カルチョメルカート』はグラムが左ひざの前十字靭帯を損傷している可能性があると報じている。過去に右ひざの前十字靭帯損傷により長期離脱を経験したグラムだが、今回の負傷により離脱期間がどの程度になるのか心配される。