スタンコビッチ
移籍先:インテル(2004年1月)
現在レッドスター・ベオグラード(1995-1998)の監督を務める元セルビア代表MFデヤン・スタンコビッチは、かつてラツィオの選手として注目を集めてから、2004年1月にインテルへの移籍を果たした。
移籍後はインテルで326試合に出場し42得点を挙げ、セリエA5連覇(2005/06〜2009/10)やCL優勝(2009/10)など、多くのトロフィーを獲得。2009/10シーズンにトレブル(1シーズンで3つの主要大会で優勝すること)を獲得したゴールデンチームのメンバーの1人でもある。
そのまま引退(2013年10月)までインテルでプレーし続けたスタンコビッチは、2015年6月にアシスタントコーチとして再び同クラブに復活し、1年ほどその役割を務めている。まさにインテルの栄光のために生きた男となった。
バルツァッリ
移籍先:ユベントス(2011年1月)
2006年にイタリア代表に選抜され、ワールドカップを優勝したDFアンドレア・バルツァッリは、2011年1月にドイツ1部のヴォルフスブルクからユベントスへ移籍した。
バルツァッリはユベントスに移籍後、同じくイタリア代表DFであるレオナルド・ボヌッチ、そしてジョルジョ・キエッリーニとディフェンスラインを組み、BBC(バルツァッリ・ボヌッチ・キエッリーニ)が誕生する。このBBCはユベントスだけではなく、数年間イタリア代表の欠かせないディフェンスラインともなった。
ビアンコネーリでの8年間で、バルツァッリはセリエA8連覇(2011/12〜2018/19)やコッパ・イタリア4連覇(2014/15〜2017/18)などを果たし、同クラブの歴史に残るレジェンド選手となった。
バロテッリ
移籍先:ミラン(2013年1月)
元イタリア代表FWマリオ・バロテッリと言えば、問題児のイメージしか浮かばない人も多いだろう。しかし、バロテッリは数々のトラブルを起こしながらも、ゴールを量産して多くのクラブの主役にもなった。
特に2013年1月、マンチェスター ・シティからミランへ移籍した後が印象的だ。ロッソネーリでデビューとなった2月3日のウディネーゼ戦で、早速2得点を挙げて同クラブを勝利に導いたバロテッリ。2013/14シーズン後半で13試合に出場し12得点を記録した。
しかしながら、バロテッリのミラン時代は長く続かなかった。問題行動が繰り返されたことや、チームメイトとの人間関係がうまくいかなかったことを理由に、2014年8月にリバプールへ移籍することとなる。
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