ガンバ大阪、アデミウソンとの契約解除…酒気帯び運転、ひき逃げの疑いで書類送検

　明治安田生命J1リーグのガンバ大阪は28日午後、FWアデミウソンの道路交通法違反に関する処分として契約解除したことを公式発表している。

　アデミウソンは2016シーズンからガンバ大阪に所属すると、前線の主力として昨季は2桁得点をあげる活躍を見せていた。そして今季も好パフォーマンスを継続して発揮していたが、10月25日午前にトレーニングに向かう途中、近畿自動車道で酒を飲んだ状態で車を運転し、隣を走る車に衝突した後そのまま走り去ったことにより、道路交通法違反等の容疑で大阪地検に書類送検されていた。

　ガンバ大阪の小野忠史代表取締役社長は「このコロナ禍において厳しい環境の中、ガンバ大阪を応援していただいているサポーター・ファンの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、JリーグやJクラブの皆様、そしてスポーツに関わる多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」

　「今回の事件をクラブとして厳粛に受け止め、吹田警察署にご協力を頂き交通安全講習会の開催やJリーグによるeラーニングの再受講等、クラブ全員で再発防止に向けた取組みを実施致しておりますが、クラブ全体でコンプライアンス徹底を継続的に取り組み、信頼回復に努めて参ります」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。