横浜F・マリノス 北海道コンサドーレ札幌

チャナティップ、家族の前で開始2分での先制弾! ホームゲームでの勝利に 「サイコー!」

北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ・ソングラシン 写真提供:GettyImages

 北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンは20日に行われた明治安田生命J1リーグ第8節・横浜F・マリノス戦で勝利を飾ったことに対する喜びをあらわにしている。

 この一戦で先発出場を果たしたチャナティップは試合開始早々の2分、マリノスの最終ラインの裏を突くFWアンデルソン・ロペスのスルーパスに反応すると、シュートコースを消そうと前に出てきたGK飯倉大樹の動きを冷静に見た上でシュートを放ち、ネットを揺らしている。

 またコンサドーレはこのチャナティップの先制ゴールを皮切りに前半だけで3ゴールを挙げると、マリノスの反撃をしのぎ第3節・清水エスパルス戦以来となるホームゲームでの勝利を飾った。

 試合後、チャナティップは今季リーグ戦初ゴールについて「良いパスを出してくれたロペスのおかげで得点することができた」と絶妙なラストパスを供給したFWアンデルソン・ロペスを称賛している。

 またコンサドーレがリーグ戦3連敗という難しい時期における心境について「チームは連敗中で悪い方向になっていた。その時に僕がゴールを決めることができていればチームを勝利に導くことができるし、個人としてかなり悔しい思いをしていたし、自信も無くなってしまった。けどみんながハードワークして勝利することができて嬉しかった」と悩みを抱えていたことを明かしている。

 さらに家族がスタンドで見守る中でネットを揺らしたことについて「(家族の存在に関係なく、)チームの勝利につながるプレーを見せたいと思っている。ただもちろん自分のゴールも良いけど、チームが勝利できなければまずいと感じていた」と語った。

 そしてチャナティップは今日のホームゲームにおける勝利の喜びを日本語で「サイコー!」と表現。報道陣が多く集まった周囲の雰囲気を和やかにした上でミックスゾーンを去った。