バルセロナ レアル・マドリード

ジダンのレアル指揮官復帰にバルサ選手から驚きの声 「予想していなかった」

バルセロナのセルジ・ロベルト(写真右) 写真提供:GettyImages

 バルセロナのMFセルジ・ロベルトはジネディーヌ・ジダン氏のレアル・マドリード指揮官復帰に驚いているようだ。現地時間14日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 マドリードは5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の2ndレグ・アヤックス戦で1-4と敗れたことにより、CL制覇の可能性が消滅。

 また2月末に行われたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝2ndレグ・バルセロナ戦で0-3と敗れ、カップ戦はベスト4で敗退。そしてリーグ戦でも首位バルセロナと勝ち点12差の3位であることから、今季無冠に終わることがほぼ確実となっている。

 その中、マドリードは今週はじめにサンティアゴ・ソラーリ監督の解任と昨季まで同クラブを率いていたジネディーヌ・ジダン氏の指揮官復帰を公式発表している。

 このジダン氏の監督就任についてセルジ・ロベルトは14日のトレーニング後の取材において「彼の復帰には驚いたよ。誰もこんなことが起こるのは予想していなかったと思う。彼はこれまで多くのタイトルをもたらしてきた」と驚きを隠せない様子を見せている。

 ただ同選手は「我々は自分たちの仕事に集中して今シーズンを良い形で終わらなけれならない」と語っており、必要以上にライバルクラブの事情を気にしないように努める姿勢を示している。

 なおバルセロナはリヨンを下しチャンピオンズリーグ(CL)ベスト8進出を果たしており、三冠が現実味を帯びている。それでもセルジ・ロベルトは「我々はCL優勝候補ではない」と今後の戦いに向けて気を引き締めているようだ。