Jリーグ

Jリーグ外国人枠拡大の影響…? 今季に再び日本へやって来た助っ人4選

Jリーグは今季から外国人枠が拡大されたことに伴い、一部クラブがその枠を最大限に生かそうとするべく、シーズン開幕後でも補強の動きを見せている。その中、今回はかつてJリーグでプレーしており、今季に再来日を果たした選手を紹介する。


ハイネル

現所属クラブ:サンフレッチェ広島
過去の所属クラブ:川崎フロンターレ(2017年)
年齢:28
ポジション:MF

2017年にポンチ・プレッタから川崎フロンターレに1年レンタルで加入したハイネルは、中盤から前線まで様々なポジションをこなすユーティリティ性やエリア中央からの突破力を武器にシーズン序盤はインパクトを与えたが、リーグ戦14試合の出場にとどまったこともありこのシーズン限りで退団している。しかし今季から外国人枠が拡大したことに伴い、その外国人枠を最大限に生かそうと考えていたサンフレッチェ広島が開幕節直後に獲得に成功している。


アンデルソン・ロペス

現所属クラブ:北海道コンサドーレ札幌
過去の所属クラブ:サンフレッチェ広島(2016年途中~2017年)
年齢:25
ポジション:FW

サンフレッチェ広島は2016年夏に日本代表FW浅野拓磨がアーセナルに移籍したことに伴い、同選手の後釜としてアンデルソン・ロペスを獲得している。主にシャドーのポジションで起用され、2017年シーズンには2桁得点をマークしたものの、昨季は韓国Kリーグで過ごす。しかし、前線のさらなる強化を目指していた北海道コンサドーレ札幌がJリーグでのプレー経験を評価する形で獲得に成功。東京五輪世代FW岩崎悠人やタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンなどがひしめく激戦区ではあるものの、開幕節では先発の座を射止めている。


キム・ヨングォン

現所属クラブ:ガンバ大阪
過去の所属クラブ:FC東京(2010年)、大宮アルディージャ(2011年~2012年途中)
年齢:28
ポジション:DF

かつてFC東京や大宮アルディージャでプレーしていたキム・ヨングォンは、マルチェロ・リッピにより中国・広州恒大に引き抜かれる。その後はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で何シーズンにも渡りJリーグクラブと対戦してきた。そして今季はセンターバックの選手層強化を目指していたガンバ大阪への加入が決定。開幕戦で早速日本代表DF三浦弦太とタッグを組んでいる。


ドウグラス

現所属クラブ:清水エスパルス
過去の所属クラブ:徳島ヴォルティス(2010年途中~2014年途中)、京都サンガ(2014年途中)、サンフレッチェ広島(2015年)
年齢:31
ポジション:FW

徳島ヴォルティスで2013年にJ1昇格に大きく貢献したドウグラスは、本来のパフォーマンスを発揮できない時期があったもののJリーグでのプレーを続け、2015年にはサンフレッチェ広島でJ1タイトルの獲得に大きく貢献していた。その後、一度UAEやトルコのクラブに在籍していたものの、昨季7位で終えさらなる躍進を目指す清水エスパルスが元川崎フロンターレのDFエウシーニョと並ぶ目玉の補強選手として獲得。ただ今季始動直後に不整脈により一時帰国を余儀なくされている。