セリエA

ローマ、敏腕SDモンチ退団時には元ミラン幹部招へいか。中国資本のもとで大型補強敢行

元ミランSDのマッシミリアーノ・ミラベッリ氏 写真提供:GettyImages

 ローマはモンチSD(スポーツディレクター)がクラブを離れる場合、元ミランSDのマッシミリアーノ・ミラベッリ氏を招へいするかもしれない。現地時間10日、イタリア紙『Il Messaggero』が伝えている。

 2017年4月にセビージャ退団を表明し、ローマと4年契約を締結したモンチSDを巡っては、昨夏以降からアーセナルやバルセロナ、移籍市場で思うような新戦力獲得ができていないマンチェスター・ユナイテッドなど多くのクラブが関心を示しているものとみられる。

 またローマは今季、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の解任の可能性について、ジェームズ・パロッタ会長が同監督の采配に対して不満を募らせている一方、モンチSDは全面的に支持する姿勢を度々見せており、両者の間で意見の相違があるという見方がある。

 その中、仮に同SDがローマを離れる場合には、中国資本にあったミランのもとで大型補強を敢行した実績を持つミラベッリ氏の招へいする可能性が浮上しているとローマの地元紙が取りざたしているようだ。

 なおローマは現在勝ち点38の6位につけているものの、コッパ・イタリア準々決勝ではフィオレンティーナに1-7と大敗。来季欧州カップ戦出場権確保を目標としているだけにシーズン終了後の成績次第では、首脳陣の顔ぶれが変わるかもしれない。