ラ・リーガ バルセロナ

「彼を一度も誘っていない」 メッシ獲得報道にグアルディオラが不快感

 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得報道を完全否定しているようだ。現地時間2日、アメリカメディア『ESPN』がこれを伝えている。

 メッシは現在、バルセロナと新契約締結に向けて話し合いを行っているものとみられ、もし契約延長で合意に達した場合には契約解除金が現在設定されている2億5000万ユーロ(約322億円)から7億ユーロ(約903億円)まで引き上げられる模様。

 しかしスペインメディア『エル・ムンド』はシティは契約延長合意前に2億5000万ユーロという契約解除金満額を支払い、5年契約を結ぶことで達していると報道していることから周囲が騒がしくなっていた。

 これに対してグアルディオラ監督は「私はバルセロナを去り、バイエルン・ミュンヘンやシティに行ったとき、これまで一度たりともメッシを誘ったりしていない」と今回の獲得報道を否定。

 そして同監督は「バイエルンでもシティでも彼の獲得を要望したことは全くない。バルセロナでどれだけ重要な選手であるのか理解している。彼にはバルセロナにとどまっていてほしいとこれまで何千回も話してきた」とコメントを残している。

 なおメッシの獲得報道はグアルディオラ監督がバイエルン在籍時も何度も出回っている。同監督はこのようなメディアの憶測を不快に感じていることだろう。