W杯準優勝のクロアチア、UNLでの逆転残留へモドリッチら招集発表

クロアチア代表のルカ・モドリッチ　写真提供:Getty Images

　クロアチアサッカー連盟（HNS）は11月中旬に行われるUEFAネーションズリーグ2試合に向けた招集メンバーを現地時間2日に公式発表している。

　クロアチア代表は現地時間15日にホームでスペインと対戦し、18日にはアウェイのロンドンでイングランド代表との対戦を控えている。

　この2試合に向けたメンバーでは、バルセロナのMFイバン・ラキティッチ、レアル・マドリードのMFルカ・モドリッチ、インテルのMFイバン・ペリシッチなどワールドカップ・ロシア大会に出場した主力メンバーが順当に選出されている。また現在負傷離脱中であるインテルのMFミラン・バデリも選出されているものの、コンディションの回復次第ではメンバーから離脱する可能性があるようだ。

　なおクロアチア代表はリーグA・グループ4で1分1敗の勝ち点1と最下位に沈んでいる。同国代表がリーグBへの降格を回避するための条件としては、2試合のうち1試合で勝利し、かつ2位イングランドの得失点差を上回ることが求められる。

　ロシアW杯ではクロアチア史上最高成績となる準優勝という快挙を成し遂げたものの、UEFAネーションズリーグではその大舞台で発揮された強さが影を潜めている。果たしてクロアチア代表はこの2試合で本来のパフォーマンスを発揮することができるのだろうか。