プレミアリーグ アーセナル

リバプールとの大一番迎えるアーセナル、ゴールマウス巡る争いはレノがリードか

 アーセナルのドイツ代表GKベルント・レノは今節のリバプール戦でどうやらゴールマウスを任せられることとなりそうだ。現地時間2日、イギリスメディア『デイリーメール』がこれを伝えている。

 8月下旬から約2ヵ月間にわたり、公式戦11連勝を飾るなどウナイ・エメリ新監督のもとで好調を維持しているアーセナルは現在プレミアリーグで勝ち点22の4位につけており、首位を走るマンチェスター・シティとは4ポイント差となっている。

 その中、アーセナルは現地時間4日にリバプールとの大一番を迎える。この一戦ではエメリ監督がGKペトル・チェフとGKベルント・レノのどちらを先発起用するかがひとつの注目点となっているが、同メディアはレノの先発起用を予想しているようだ。

 今夏にバイヤー・レバークーゼンから加入した同選手は今シーズン、ここまで公式戦8試合に出場し3試合でクリーンシート(無失点)を達成しているものの、先週末に行われたクリスタル・パレス戦では2失点を喫しており、周囲からはレノのパフォーマンスに不満の声が上がっていた。

 一方開幕から正守護神の座を務めていたチェフは、9月末に行われたプレミアリーグ第7節・ワトフォード戦で前半終了間際にハムストリングを負傷。そのままレノとの交代を余儀なくされ、約1ヵ月の戦線離脱を強いられていた。

 ただ同選手は前節のクリスタル・パレスからベンチ入りしており、今週なかばに行われたカラバオカップ(イングランド・リーグカップ)ベスト16のブラックプール戦で先発出場を果たしている。

 それでもエメリ監督はチェフが戦線復帰したばかりであることを考慮し、リバプール戦ではレノにゴールマウスを守らせるという見方があるようだ。果たして同監督は試合当日にどのような決断を下すのだろうか。