Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

北海道コンサドーレ札幌、札幌市との新たな取り組みにより社会貢献へ

 J1リーグに所属する北海道コンサドーレ札幌は12日、『Consadole×札幌市「ふるさと納税」』をはじめたことを公式発表している。

 コンサドーレの選手やクラブスタッフたちは厚真町をはじめとする9月北海道胆振東部地震による被害が大きかった地域を10月7日に訪問。現在でも日常生活を取り戻せていない被災者と交流を深めたり、子供たちと体育館でサッカーを楽しむなど、復興支援を全力でサポートしている。

 またコンサドーレの選手会は他クラブが行った募金活動によって集まった義援金を受け取っているほか、9月14日に開設した『TEAM AS ONE コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震災害義援金』に集まった義援金を厚真町、安平町、むかわ町3町が設けている義援金受付口座に送金している。

 その中コンサドーレは今回の地震をきっかけに、より北海道でクラブとして果たすべき役割や北海道のためにできることを模索した上で、ふるさと納税を通じて地域に貢献することを目指すようだ。

 今回のふるさと納税には希望選手のサイン入りTシャツ、タオルマフラー付きバックヤードツアー見学会、J1リーグ最終節・サンフレッチェ広島戦の観戦チケットなどが納税の際のお礼の品として提供されている(詳しくは北海道コンサドーレ札幌や札幌市のホームページへ)。

 大地震により、今でも深刻な被害の爪痕が残っている北海道ではあるが、これを機に地域に対する社会貢献への意識がコンサドーレサポーターの間でもより一層強くなることだろう。