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唾吐き、頭突き、放送禁止用語… サッカー界衝撃の一発レッド10選 vol.1

日本時間16日夜に行われたセリエA第4節・ユベントス対サッスオーロで終盤にブラジル代表FWドウグラス・コスタがサッスオーロのFWフェデリコ・ディ・フランチェスコと言い合いになり、唾を吐いた上頭突き行為に及んだことは欧州で大きな話題を呼んでいる。そのドウグラス・コスタには4試合の出場停止処分が科されることが18日に公式発表された。そこで今回は過去にピッチ上ではあまり見られないプレーにより退場処分を受けた10人を紹介する。


エリック・カントナ

所属クラブ:ニーム
対戦カード:1991/1992リーグアン、ニーム対サンテティエンヌ

審判の判定に納得のいかなかったカントナは審判にボールを投げつけてしまう。退場を言い渡されてしまった。その後フランスサッカー協会が行った聴取の場でも出席者に「馬鹿野郎」と言って回り、処分が2ヶ月延長されてしまった。


デビッド・ベッカム

代表チーム:イングランド代表
対戦カード:1998年フランスW杯 アルゼンチン対イングランド

ディエゴ・シメオネがベッカムの背後から強烈なタックルをし、ベッカムを転倒させた。するとベッカムは倒れたまま右足を振り上げ、シメオネにあたってしまう。審判はこの行動を報復行為とし退場の処分を下した。


リー・トッド

所属クラブ:クロス・ファーム・パーク・セルティック(アマチュア)
対戦カード:セルティック対トートン

2000年10月、セルティックのリー・トッドはトートンとの試合開始直後、「F◯◯K ME」と大声で叫んだ。気合を入れるためだろう。しかし、審判はふさわしくない言葉を発したとしてトッドにレッドカードを出した。試合開始2秒の出来事だった。


ロイ・キーン

所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
対戦カード:2001/2002プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド対マンチェスター・シティ

1997年に十字靭帯断裂のケガを負ったロイ・キーン。その際接触したハーランドに「大げさに倒れこむな」と挑発。4年後の2002年にマンチェスター・ダービーで再戦するとロイ・キーンはハーランドに4年前の報復ともとれる、悪質なタックルをお見舞いし退場処分となった。


ジェイミー・キャラガー

所属クラブ:リバプール
対戦カード:2002年FAカップ準々決勝リバプール対アーセナル

ベルカンプのゴールで先制したアーセナルだったが、その後マーティン・キーオンが退場してしまう。これに怒ったサポーターがキャラガーめがけてコインを投げつけた。するとキャラガーはコインを拾い上げ主審に渡さずに観客めがけて投げ返してしまった。キャラガーは退場を宣告された。


キーロン・ダイアー、リー・ボウヤー

所属クラブ:ニューカッスル
対戦カード:2005/2006プレミアリーグ、ニューカッスル対アストンビラ

試合中にボウヤーが何度かダイアーにパスを要求するもダイアーは別の選手にパスを出し続けた。すると口論が始まり、ボウヤーがダイアーに殴り掛かり大げんかが勃発。2人とも退場処分を受けてしまった。


ヨシプ・シムニッチ

代表チーム:クロアチア代表
対戦カード:2006年ドイツW杯 クロアチア対オーストラリア

痛恨の退場劇があったのは2006年のドイツW杯クロアチア対オーストラリアの試合だ。審判のグラハム・ポールはこの日1枚イエローカードを出していたヨシプ・シムニッチに2枚目のカードを出した。しかしポールはシムニッチがピッチに居るまま、試合をリスタートしたのだ。幸いシムニッチは自ら宣告し退場した。


ジネディーヌ・ジダン

代表チーム:フランス代表
対戦カード:2006年ドイツW杯 フランス対イタリア

これはあまりにも有名な退場劇だろう。2006年ドイツW杯決勝、フランス対イタリアの試合で当時フランス代表MFジネディーヌ・ジダンは、妹を侮辱されたとしてイタリア代表DFマルコ・マテラッツィに頭突きをお見舞いした。これによりジダンは一発退場となり、2度とピッチに戻ってくることはなかった。


クリスティアーノ・ロナウド

代表チーム:ポルトガル
対戦カード:2006年ドイツW杯準々決勝 ポルトガル対イングランド

当時、同僚だったルーニーがリカルド・カルバーリョと競り合った際に股間を踏みつけるのを見たロナウドは40mを爆走し、主審に猛アピール。すると、怒り狂っていたルーニーがロナウドを突き飛ばし1発レッドの判定。攻撃的なルーニーの性格を利用しレッドカードを引き出すことに成功した。


ロビーニョ

チーム:レアル・マドリード
対戦カード:2006/2007 リーガエスパニョーラ レアル・マドリード対セビージャ

あまり評判が良くなかったロビーニョは、レアル・マドリードで2年目のシーズンを迎えていた。セビージャとのタイトルを争う試合で、ロビーニョはゴールを決め、ユニフォームを脱いだ。不幸にも1枚イエローカードをもらっていたので退場となり、彼の評判は悪くなる一方だった。