プレミアリーグ トッテナム

飲酒運転のロリス、やっぱりだいぶ飲んでいた…当時の状況が明らかに…

 飲酒運転で逮捕されたトッテナム・ホットスパーのフランス代表GKウーゴ・ロリス。逮捕された当時の状況が少しずつ分かってきた。アイルランド紙『Irish Examiner』では裁判の模様を伝えている。

 24日に逮捕されたロリス。この時に摂取していたアルコールは、法定制限(35mg/100ml)の2倍を超える80mgと報じられた。そして今月12日、ウェストミンスターの裁判所に出廷し罪を認め、20ヶ月の免許停止と5万ポンド(約720万円)の罰金処分を科された。

 同紙ではヘンリー・フィッチ捜査官が逮捕までの状況について「午前2時20分頃、パトロールをしていた警官の目に奇妙な動きをしているポルシェを一台発見した。30マイル(約48km/h)制限の道路を15マイル(約24km/h)で走っていた。駐車車両に向かって何度も走り、衝突する直前で回避していた。さらに赤信号を無視していた」と話したようだ。

 また、デイビッド・ソン弁護士によると「被告人は2名の友人とともにレストランを訪れた。帰宅する際タクシーを予約してあったがそれがキャンセルとなり、ロリスが運転するよう促した。これは賢明ではない決断だ。2時になるとロリスは完全に酔っていた。彼は車両を残して帰るべきだった。しかし彼が私に言ったように、酔っている間にはミスを犯す可能性がある」運転に至った経緯を話している。

 現在負傷中のロリス、トッテナムの指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ監督はこれからも主将を任せることを明言。ロリスは今回の事件で失ったものを取り返す日々が続くだろう。