ブンデスリーガ ボルシア・ドルトムント

香川真司所属ドルトムント、今週中にもベルギー代表MF獲得公式発表か

 中国サッカー・スーパーリーグの天津権健に所属するベルギー代表MFアクセル・ビツェルが現地時間30日にボルシア・ドルトムントのメディカルチェック入りするようだ。29日、ベルギーメディア『RTBF』がこれを伝えている。

 2017年1月にユベントスの獲得オファーを蹴りゼニト・サンクトペテルスブルクから天津権健に移籍したビツェルは、ワールドカップ・ロシア大会に6試合で先発フル出場を果たしており、ベルギー代表を史上最高成績の3位に導いている。また同選手はロシアで好パフォーマンスを披露したことにより欧州復帰の可能性が取りざたされたが、その中で日本代表MF香川真司の所属するドルトムントが関心を示していた。

 その中、ビツェルは現在天津権健で受け取っている年俸1800万ユーロ(約23億円)からの大幅な減俸を受け入れた上でドルトムントへの移籍を決断した模様。ドルトムントは移籍金2000万ユーロ(約26億円)を支払うことでクラブ間合意をとりつけたものとみられ、同選手獲得を今週中にも公式発表する可能性が高いようだ。

 昨季までニース指揮官を務めていたリュシアン・ファーブル監督が今季からドルトムントを率いることにより、陣容が大幅に刷新されるとの見方が強まっている。香川の去就も含め、ドルトムントの移籍市場における動きから目が離せなさそうだ。