代表チーム ロシア代表

ウルグアイが開催国ロシアに3-0で完勝。グループ1位で決勝Tへ

 25日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第3節、グループAのウルグアイ代表対ロシア代表の一戦は3-0でウルグアイが勝利を収めた。

 連勝で決勝トーナメント進出を決めた両チームがグループ1位の座を掛けてぶつかったこの試合、最初に大きなチャンスを得たのはウルグアイだった。10分にペナルティエリアのすぐ外でフリーキックを得ると、ルイス・スアレスが低い弾道のシュートをゴール右隅に決めて均衡を破った。

 地元の大声援を受けるロシアは失点直後にデニス・チェリシェフが強烈なボレーシュートを放つなど、同点を目指し徐々にウルグアイゴールに迫っていく。

 しかし23分、ウルグアイはコーナーキックのこぼれ球をディエゴ・ラクサールがシュート。これがチェリシェフに当たってゴールに吸い込まれ、ラッキーな形でリードを2点に広げた。

 その5分後にもカウンターからロドリゴ・ベンタンクールがGKと1対1になるが、シュートはイゴール・アキンフェエフにセーブされる。

 さらにロシアは36分、ラクサールを倒した右サイドバックのイーゴリ・スモルニコフが退場処分となり、前半のうちに10人での戦いを余儀なくされる厳しい状況に追い込まれた。 

 試合の大勢が決まった後半は両チームともに決定機は少ないまま時間が進んでいくが、74分にはロシアが高い位置でボールを奪ってチャンスを迎える。しかしアルテム・ジューバのシュートは枠を捉えられなかった。

 ウルグアイは90分にエディンソン・カバーニがこぼれ球を押し込んで3点目を決め、試合は3-0で終了。ウルグアイが3連勝でグループA首位の座を確保し、開催国のロシアはグループ2位でベスト16に進むこととなった。