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武藤嘉紀、ボルフスブルク獲得興味…新天地はブンデスかプレミア?

 ボルフスブルクがマインツの日本代表FW武藤嘉紀の獲得に興味を示しているようだ。11日、ドイツ紙『キッカー』が報じた。

 武藤はシーズン終盤のメディアインタビューで「移籍することになれば、今はいいタイミングだと思います。結果としてたとえ失敗してもいい、それでもぜひ挑戦してみたいと思います」と語っており、新天地での挑戦に前向きなコメントを残した。現にプレミアリーグのニューカッスルなどからの関心が報じられるなど武藤の去就に注目が集まっていた。

 そんな武藤にボルフスブルクが関心を示しているようだ。同紙は、かつて酒井高徳や岡崎慎司を指導していたボルフスブルクの指揮官ブルーノ・ラッバディア監督が獲得に興味を示していると報じた。また、同チームのイェルク・シュマトケ新SD(スポーツディレクター)が「なるべく早い段階で来季への編成を完成させたい」と今シーズンのリーグ戦で15位に終わり入れ替え戦の末に1部残留を果たしたチームの改革を早期に進めたい考えを示しているため、スムーズな交渉を求めている。

 しかし、ドイツ紙『ビルド』によるとマインツは武藤を後1年引き留めることを望み、同選手の移籍金を2000万ユーロ(約26億円)以上に設定してると報じられており金銭面での折り合いがカギとなってくるだろう。

 果たして武藤はドイツかイングランド、どちらでプレーすることになるのだろうか。