ブラジル政府は、ロシアW杯で戦う同国代表の試合の観戦を優先するために勤務時間の変更を許可したようだ。6日にイギリス『サン』が伝えている。
いよいよ来週に開幕を控える、4年に1度のサッカーの祭典であるFIFAワールドカップ。今大会はロシアに32ヶ国が集結し、夢の優勝を目指す戦いが行われる。
世界中の人々を熱狂させるこの大会の幕開けに際し、サッカー王国ブラジルでは驚きの措置がとられるようだ。それは、ブラジル代表の試合を観戦できるよう、なんと政府が労働時間の変更を許可したのだ。労働者は午後2時での退社を認められるようで、これは初戦のスイス戦や最終戦のセルビア戦がブラジル時間の午後3時にキックオフ予定となっていることによる配慮だという。
自国開催となった前回大会では、準決勝でドイツ代表に歴史的大敗を喫したブラジル代表。歴代最多の5度の優勝をほこる同国は、ロシアの地での6度目の優勝に向けて全国民でサポートするようだ。
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