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ローマがクライファート獲得へ32億円オファー、英国強豪に対抗

 ローマが獲得を目指すアヤックスFWジャスティン・クライファートへのオファー金額を引き上げたと3日、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。

 バルセロナなどで活躍したオランダ代表のレジェンド、パトリック・クライファート氏の息子である19歳のジャスティンは、今季エールディビジで30試合10得点の成績を残した。今年3月のポルトガル代表との親善試合に途中出場し、代表チームでも既にデビューを果たしている。

 クラブとの契約は2019年までとなっており、本人はステップアップのため今夏の移籍を望んでいる。

 各国のビッグクラブが注目する中、トッテナムがいち早く2500万ユーロ(約32億円)の移籍金をオファーしたため、これに合わせる形でローマも同じ金額にオファーを引き上げたという。

 ローマのモンチSDは19歳のウィンガーがその高額な移籍金にも関わらず獲得に値すると考えており、必要であればさらに金額を増やす用意もあるようだ。

 またリバプールもクライファート獲得に乗り出していると報じられており、オランダサッカー界のサラブレッドを巡って争奪戦が過熱している。