
チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、バイエルンミュンヘン対ベシクタシュの試合が日本時間21日に行われた。
バイエルンは前の試合で途中出場し勝利に貢献したFWロベルト・レバンドフスキやFWトーマス・ミュラーなどが先発出場。左のウイングにはFWフランク・リベリーではなくFWキングスレイ・コマンがスターティングメンバーに名を連ねた。
試合はバイエルンがボールを支配する展開。そんな中、ベシクタシュは前半16分にDFドマゴイ・ビダがレバンドフスキを倒し一発退場。いきなり10人になってしまう。
その後、バイエルンが怒涛の攻撃を見せるもなかなかゴールネットを揺らすことが出来ずにいた。一方、べシクタシュはカウンターに専念。フィニッシュまでいくも決定的なシュートはなかなか打たせてもらえなかった。
42分、バイエルンがようやく先制する。左サイドからコマンがドリブル突破。マイナスに折り返したパスにDFダビド・アラバが合わせるもうまく足にミートせず、ぼてぼてのゴロに。しかし、アラバの前にいたミュラーがそのボールに上手く反応しシュート。GKの股を通ってゴールマウスに吸い込まれていった。
44分にはハメス・ロドリゲスに代えてアリエン・ロッペンを投入。ハメスはこの少し前にミュラーのボレーシュートが頭に当たっており、それの影響なのかベンチではなくロッカーへ引き返した。
前半が終わり、バイエルンは一人少ないべシクタシュに対して1点しか奪えなかったが、決定的な場面も多く、いつ追加点が生まれてもおかしくない状況だった。
そして、52分に追加点が生まれる。ゴール前右側を抜け出したレバンドフスキが中央へ折り返す。これに詰めていたコマンが押し込み2-0。
65分、DFヨシュア・キミッヒが右サイド深い所からクロス。これをニアサイドにいたミュラーがボレーで押し込みこの日2点目をマーク。ベシクタシュをさらに突き放した。
さらに、79分と88分にレバンドフスキが立て続けにゴールを決め万事休す。1人少ないベシクタシュ相手に5-0で快勝した。
これでバイエルンはベスト8へ向け大きく前進。べシクタシュは試合の早い段階での退場が響いてしまった。
2ndレグは日本時間3月15日2時からベシクタシュのホーム、ボーダフォン・アリーナで行われる。
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