リーグ・アン モナコ

ベンゲル監督がついに根負けか。今冬でのサンチェスの売却を許可

 アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、今冬でのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの退団を許可したようだ。3日にイギリス『デイリー・ミラー』が報じた。

 現行契約最終年になった今シーズン、アーセナルは契約延長を望んでいるものの、未だにサンチェスが渋っていることから退団が現実味を帯びてきている。同クラブを率いるベンゲル監督は今季開幕から常に放出を認めない意思を明らかにしていたが、とうとう今冬に2800万ユーロ(約38億円)以上のオファーが届けば放出することに許可を出したようだ。

 現在、プレミアリーグで独走態勢に入っているマンチェスター・シティや、今夏の移籍市場で前代未聞の大補強を行ったパリ・サンジェルマンが獲得を熱望しているとされている。しかし、オファーが届き次第すぐに売却するのではなく、サンチェスの代役を確保できてからGOサインを出すとのことだ。その代役候補には、今夏の移籍市場で逃したモナコのフランス代表MFトマ・レマル挙がっており、今冬にも再挑戦する可能性があるという。果たして今月、ついにサンチェスの去就問題に幕が下ろされるのだろうか。