アジア プレミアリーグ

プレミアリーグ、新構想案が浮上。国外での公式戦と開催時間の変更検討

 プレミアリーグは稀有なアイデアによって世界中の人気を獲得した。先進的な改革を続けるリーグ経営陣は将来に向けて2つの新たなアイデアを構想しているようだ。

 1つ目は将来的にイングランド国外で39試合目の公式戦を開催する可能性。世界中で放送されているプレミアリーグは、各国メディアへの放映権の売却で多大な利益を得た。より市場の拡大を求めてアジアで39試合目を開催する可能性が浮上している。

 2つ目は開催時間の変更。プレミアリーグではクリスマス前に過密日程を迎えることが風物詩となっている。これを少しでも解消させるため、開催時間をずらすことが検討される。リーガ・エスパニョーラでも23日に行われたエル・クラシコでアジア市場に対応するため、現地時間午後1時にキックオフされており、実現可能性は高い。

 前者のプレミアリーグ第39戦構想は、すでに発表されている2019年から2022年の放映権に含まれていないため、導入は先だとみられている。

 後者は監督からの評判は悪いものの、イングランド特有の年末年始の過酷なスケジュールを維持したいと考える伝統主義者も、他国リーグ開催期間以外で試合放送することで高く放映権を売却できると考える改革推進派も、このプランに同意している。

 プレミアリーグのチーフは「おそらく5年から10年、または15年でこれらのプランを実行するだろう」と答えている。