ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

バルセロナ関係者がグリーズマンとの不正な交渉を否定。FIFAの判断に注目が集まる

  アトレティコ・マドリードが同クラブ所属フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに対して不正な接触を行ったとして、国際サッカー連盟(FIFA)にバルセロナを訴えることを決めた。しかし、19日スペイン紙『マルカ』でバルセロナ、テクニカルディレクターのギジェルモ・アモール氏がこの騒動に対して否定ようだ。

ギジェルモ・アモール氏は、2022年まではグリーズマンとアトレティコが契約を結んでいるが、両当事者間に潜在的な取引は存在しなかった、続けて「バルセロナはどんな選手とも交渉していないので、不平等が犯されていないことを認識している」とグリーズマンとの不正な交渉を否定している。

 規定によれば、バルセロナがグリーズマン本人、あるいは家族ら身内とアトレティコの許可なく接触した場合に、FIFAから処分を科されるようだ。以前バルセロナは、2014年に未成年選手の登録違反を犯し補強禁止処分を下されたが、今回もそれと同等の罰が科される可能性があると伝えた。

 両者の意見が対立する形となったがFIFAはどのような判断を下すのか注目を集めている