プレミアリーグ エバートン

選手がクラブを超える力を持ち始めた。プレミアに蔓延する“ボイコット問題”

プレミアリーグにおける模範的な選手

レスター・シティのリヤド・マフレズ 写真提供:Getty Images

 では、彼らはどうすれば良いのだろうか。彼らはリヤド・マフレズを参考にすべきだろう。レスター・シティ所属のウインガーは退団を希望していることを隠すことなく、ビッグクラブでのプレーするチャンスを追い求めている。しかし、レスターは彼に対する3つのオファーを断っている。クラブは最低でも5,000万ポンド(約71億円)の移籍金を要求すると同時に、それだけの価値のある選手だと信じている。

 では、マフレズはどういった反応を示したのだろうか。彼は特に口を開くこともなく、頭を下げたままだった。彼は良いプレーをすればするほど、1月の移籍市場で移籍できるチャンスが広がるだろうと信じている。今シーズンのプレミア開幕後、マフレズは2年前にレスターがタイトルを獲得した時のようなプレーを見せている。2016年PFA年間最優秀選手賞を受賞した時のようであり、ベストパフォーマンスを取り戻したといえるだろう。彼は移籍の噂にそれほど耳を傾けることもなく、プレーに集中している。このままのコンディションを維持することができれば、レスターサポーターの心を離すことなく、1月の移籍を実現させることができるだろうと信じている。

 こういった欲深い選手たちはボイコットの失敗から学ぶべきだろう。マフレズが良いお手本だ。彼らは機嫌を損ねたり、ストライキを実行したり、文句を言ったりといったことを止め、プレーすべきだ。そうしなければ、彼らは移籍することができないばかりか、社会からの信頼さえも失い、キャリア崩壊の道を歩むことになってしまうかもしれない。

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