セリエA ラツィオ

ミラン中華資本が止まらない。今夏“8人目”のラツィオ主将獲得へ迫る

 積極的に補強に動いているミランはラツィオの主将ルーカス・ビリア獲得に迫っている。8日、イタリア『メディアセット』ら複数メディアが報じた。

 ラツィオに所属するビリアはプレシーズン前のメディカルチェックに参加しなかったため、ミランへの移籍が確実視されている。しかし、ラツィオ側の要求が3000万ユーロ(約38億円)に対し、ミランはボーナスを含む1800万ユーロ(約23億円)を提示。希望金額と大きく離れているため、両クラブは合意に至っていない。

 ミランは状況を打破するため、イタリア代表FWジャンルカ・ラパドゥーラの譲渡を取引に含める模様。現在両クラブはラパドゥーラの評価額について交渉をしているとみられ、評価額の問題が解決し次第移籍成立となるようだ。順調に交渉が進めば、ビリアは月曜日にミランのメディカルチェックを受けると見られている。