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上田綺世より劣る部分とは?STVV後藤啓介に日本代表OB指摘!本人は「通用すると…」

後藤啓介 写真:アフロスポーツ

 ジュビロ磐田出身であるFW後藤啓介は現在、ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)の絶対的ストライカ-として活躍。2026年3月開催の国際親善試合(対イングランド代表、スコットランド代表)で日本代表に招集された。スコットランド戦でスタメン出場し、イングランド戦では出番の無かった有望株については、一部のプレーでFW上田綺世(フェイエノールト)より劣っているとの指摘が日本代表OBから上がっているほか、本人も改善点を語っている。

 問題視されているのは、ポストプレーの局面。日本代表OBの城彰二氏はスコットランド戦後、後藤のプレーを分析。オランダ1部リーグでゴールを量産している上田との決定的な違いについて、こう言い切った。

 「上田選手との違いという部分に関して、上田選手もポストプレーが非常に上手ですが、やはり下がりきりません。後藤選手はどうしてもボールを受けたいので、受けるタイミングで動くのですが、ダメだったらもう1回動いてという形で、どんどんどんどん中盤に吸収されてしまい、少し下がる位置まで来てしまうところがあります」

 「そうなると、やはり相手にとっては脅威ではなくなるんですね。なので、そういった部分では、前で張りながらポストプレーをするというのが、もっともっと効果的になるのではないかと思います」

 辛辣だが、的を射た指摘である。上田が欧州トップクラスのディフェンダーと対峙してもフィジカルで圧倒し、前線でポイントを作り続けられる理由の一端が、まさにこの「下がりきらない強さ」にある。後藤の場合、ボールを貰おうとする姿勢が逆に自らの武器を消してしまう。ただ、後藤本人もスコットランド戦を通じて、この課題を認識。STVVの公式インタビューでこう語っている。

 「STVVでやっているポストプレイっていう、ワンタッチツータッチでテンポ良く動かしていくっていうのは、欧州の代表国相手でも通用するということは分かりましたけど、やっぱり相手を背負ったプレーだったり、相手を背にした時はやっぱり課題があるなと思いました」

 ベルギー1部リーグで磨いたコンビネーションと敏捷性が国際舞台でも通用すると示した一方、フィジカル強度の高い欧州代表クラスの守備者を背負った際に、いかに”消えずに”前線でボールを収めるか。その点において、まだ上田との差は歴然としている。

 上田が森保ジャパンで絶対的ストライカ-としての地位を確立している一方、後藤はFIFAワールドカップ北中米大会の代表メンバー争いで当落線上にいる。W杯開催まで残り3か月を切っているが、果たして後藤は自らの課題を克服することができるのだろうか。