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神戸にも影響!ブラジル人WGのFC東京移籍破談!「選手本人がJリーグ挑戦拒否」

FC東京 写真:アフロスポーツ

 FC東京はブラジル1部サントスからブラジル人FWモイセスを獲得するとみられていたが、土壇場で破談に終わった模様。選手本人がJリーグ挑戦に後ろ向きだったことが背景にあるとみられる。

 現在30歳のモイセスは、身長177センチで右利きのウインガー。フォルタレーザ、ポンチ・プレッタ、コンコルディア、ブルスキ、エルシリオ・ルスなどブラジル国内の複数クラブでプレーしたほか、2024年にはメキシコのクルス・アスルに在籍していた。

 サントスには2026年2月に加入。移籍金は200万ユーロ(約3億5000万円)と高額だったが、今季ここまで公式戦27試合に出場して3ゴール1アシスト。レギュラー定着に至っておらず、移籍金に見合うだけのパフォーマンスを発揮していないとして、現地で批判を浴びているほか、放出論も相次いでいる。

 6日に行われたリーグ戦でベンチ外となるなど、サントス退団間近とみられていたモイセス。米メディア『ESPN』ブラジル版は6日の時点で「サントスはFC東京からモイセスの獲得オファーが届いたことを受けて、交渉を進めることを了承した」とリポート。180万ドル(約2億8000万円)の買い取りオプション付き1年レンタルでクラブ間合意に達し、残すは個人合意のみとみられていた。

 しかし、同メディアは8日になって「FC東京移籍は破談」と報道。「個人的な事情と契約条件をめぐる問題から、モイセスは日本のクラブからのオファーを断り、年末までサントスに残ることを選択した」と理由を報じている。

 また、ブラジルの移籍市場に詳しいジャーナリストのルーカス記者によると、モイセスの去就について「サントス、FC東京、代理人の間で合意に達していた」とのこと。しかし、選手本人が「Jリーグ挑戦を拒否」したとのこと。代理人が説得に当たったが、ブラジル国内でプレーする本人の意思は固かったという。

 なお、FC東京はポルトガル1部の強豪FCポルト所属のブラジル人FWガブリエウ・ヴェロンにも関心。『ESPN』が5日に報じているが、ヴィッセル神戸と争奪戦を展開しているという。

 モイセスと同じくヴェロンも右利きのウインガーであり、モイセスのサントス残留が決まっただけに、ヴェロンを巡る争奪戦は激化する可能性が考えられる。モイセスの去就が神戸の補強戦略にも影響を与えそうだ。