
FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選したFC東京所属MF佐藤龍之介は、バレンシア移籍間近に迫っている模様。ただ一方で、日本代表FW上田綺世やDF渡辺剛ら擁するオランダ1部フェイエノールトやブンデスリーガ所属クラブによる横槍の可能性があるほか、肖像権を巡る交渉に問題があるという。
バレンシア移籍の可能性は、バレンシアの地元紙『Super Deporte』が14日に伝えていたが、スペイン『マルカ』は17日の時点で「欧州5大リーグの複数のクラブが佐藤の争奪戦に加わっている。特にオランダ1部リーグとブンデスリーガのクラブがそうだ」などと、破談の可能性を報道。一部では佐藤の獲得を狙っているオランダ国内クラブがフェイエノールトであるとみられていた。
そんななか、現地メディア『La Guarida VCF』は25日に「佐藤龍之介のバレンシア移籍は破談するのか?」という見出しのもと、同選手の去就を特集。「バレンシアは、FC東京に所属する19歳の有望な日本人選手である佐藤龍之介の獲得に向けて交渉を大きく前進させている」とした上で、以下のように伝えている。
「移籍金は、分割払いによる400万ユーロ(約7億4000万円)に加え、FC東京へ将来的な再売却時の利益の一部が支払われる内容(セルオン条項)になる見込みで、選手本人もすでにバレンシア移籍で合意している」
「しかし、この取引はまだ正式に完了したわけではない。現在の最大の障害となっているのは、アジア地域における肖像権の取り扱いを巡る交渉だと『Marca』が報じている。この問題は、日本およびアジア市場での事業拡大を戦略の柱としているバレンシアにとって極めて重要な要素となっている」
「母国で高い知名度と将来性を備える佐藤は、競技面だけでなく商業面でも大きな価値を持つ存在とされており、現在も両者は細部の条件について詰めの協議を続けている」
ただ一方で、現地メディア『Tribuna VCF』は「佐藤は来週にも現地入りし、メディカルチェックを受ける予定だ」と報道。肖像権の取り扱いを巡る交渉で合意に達する可能性を伝えている。
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