
内山圭
3人目は、今年プロ10年目を迎えるGK内山圭。川崎フロンターレの下部組織から東海大学、JFL(日本フットボールリーグ)の横河武蔵野FCを経て、2017年7月にロアッソ熊本でプロキャリアをスタートさせた。しかし、最初の3シーズンはリーグ戦出場がなく、控えGKとして出番を待つ日が続いた。
転機は2020シーズン開幕前に訪れる。当時の守護神だったGK山本海人(2025年引退)が負傷したことで、内山は第2GKの野村政孝(2023年引退)を差し置き、開幕スタメンの座を勝ち取った。結果、同シーズンはJ2リーグ34試合に出場し、飛躍のシーズンとなった。
2022シーズンには藤枝MYFCへ完全移籍。J3リーグ全34試合にフル出場し、Jリーグアウォーズのベストイレブンを受賞するなど、藤枝のJ2昇格に大きく貢献した。この活躍もあり、2023シーズンからは当時J1の鳥栖へ完全移籍し、一気にトップカテゴリーへと昇りつめた。しかし、同シーズンは公式戦の出場はなく、厳しい時間を過ごすこととなった。
2024シーズンには前所属の藤枝に期限付き移籍するも、J2リーグ9試合のみの出場にとどまり、昨シーズンは再び鳥栖へ復帰。だがJ2リーグでの出場はなく、カップ戦2試合の出場にとどまった。
昨シーズン鳥栖に加入したGK泉森涼太の牙城は厚く、スタメンを奪うのは決して容易ではないだろう。内山が出場機会を求めれば、新シーズン開幕前に鳥栖を退団する可能性も高そうだ。
今津佑太
4人目は、昨シーズン鳥栖の主将を務めたDF今津佑太。流通経済大学卒業後、2018シーズン開幕前のヴァンフォーレ甲府キャンプに練習生として参加し、高い評価を得て甲府でプロキャリアをスタートさせた。持ち前の空中戦の強さを武器に、加入初年度からスタメンを勝ち取り主力として活躍。甲府での3シーズンでは、J2リーグ65試合3ゴールを記録し、J2を代表するセンターバックとして名を馳せた。その後はサンフレッチェ広島やV・ファーレン長崎でも主力として活躍し、2024シーズン途中の8月に鳥栖に完全移籍で加入した。
昨シーズンはJ2に降格したチームを1年でJ1に復帰させるべく奮闘したが、8月に右内転筋肉離れを負った影響もあり、19試合2ゴールという結果に終わり、チームとしても個人としても悔しいシーズンとなった。百年構想リーグでは、同ポジションのDF小川大空の台頭もあり、ここまで1試合のみの出場と苦しい状況に置かれている。
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