ミラン、ラッシュフォード代替案にフェリックスを狙う？チェルシーに接触

　今季のセリエAで7位となかなか上位争いに絡めていないミラン（イタリア1部）は12月下旬にパウロ・フォンセカ氏を解任した。ユベントス（イタリア1部）でプレーするポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソンの父であるセルジオ・コンセイソン氏が現在は率いている。

　6日にはインテル（イタリア1部）との試合で3-2の逆転勝利を収めてスーペルコッパのタイトルを手にしたミランは、攻撃強化としてマンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）でプレーするイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードの獲得に動いているとされている。

　しかし、バルセロナ（スペイン1部）やボルシア・ドルトムント（ドイツ1部）からの関心も報じられている同選手の獲得が難しいことを考慮して、イタリア『スカイ』によれば、ミランはコンセイソン監督も評価するチェルシー（イングランド1部）のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの獲得について最初の問い合わせを行ったという。

　昨夏にアトレティコ・マドリード（スペイン1部）から2023年1月以来にチェルシーへと復帰したフェリックスは今季の公式戦19試合に出場して7ゴール2アシストを記録しているものの、エンツォ・マレスカからの信頼を勝ち取れてはいない。しかし、チェルシーはミランからの問い合わせに関して現時点では「No」と突きつけたようだ。

　なお、ユナイテッドはラッシュフォードのためにEU圏外枠を用意していたとのこと。しかし、獲得をしないことにより、その1枠をマンチェスター・シティ（イングランド1部）退団が濃厚となっているイングランド代表DFカイル・ウォーカーが埋める可能性が高いようだ。