MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)は1月8日、アトランタ・ユナイテッドがスコットランド1部セルティックから日本代表FW古橋亨梧を獲得したとアナウンス。アトランタはほぼ同時刻に、J2降格のサガン鳥栖からFW富樫敬真を完全移籍により獲得すると公式発表したが、このMLSによる“誤発表”が波紋を広げている。
MLSの公式サイトでは、8日午後に「アトランタ・ユナイテッドはセルティックから古橋を特別指定選手として獲得した」という内容の記事をリリースも、掲載直後に削除。フライング発表の可能性が指摘されたが、イギリス国内ではMLSに対する批判が噴出。セルティックや古橋は態度を表明していない。
MLSは今回の騒動を受けて「異なる選手がMLSクラブと契約と記載した記事を誤って掲載した」と説明。「記事は直ちに削除され、訂正された。MLSは影響を受けた関係者に心から謝罪する」と声明を発表したが、現時点でセルティックや選手サイドからの反応はないという。
2025年1月20日に30歳の誕生日を迎える古橋は、2024/25シーズンのスコットランド1部リーグ戦20試合の出場で8ゴール3アシストを挙げるも、2024年12月以降は8試合中4試合でベンチスタート。FWアダム・イダとポジション争いを繰り広げるなか、2024年12月にアトランタ移籍の可能性が報じられていた。
なおMLSの誤発表があった1月9日、古橋リーグ戦で途中出場。チームメイトのFW旗手怜央とFW前田大然がゴールを決めたかたわら、ノーゴールという結果に終わっている。
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