Jリーグ アビスパ福岡

ふくやのアビスパ福岡スポンサー契約満了。契約継続する企業関係者の反応は?

アビスパ福岡 写真:Getty Images

 福岡市に本社を置く食品製造メーカー『株式会社ふくや』は12月29日深夜、アビスパ福岡とのスポンサー契約満了を公式発表。ファン・サポーターから驚きの声が挙がるほか、金明輝監督就任との関連性が指摘されるなか、2025シーズンもプレミアユニフォーム・パートナーとしてスポンサー契約を継続する『株式会社博多グリーンホテル』の関係者がコメントを寄せた。

 ふくやは公式Xアカウントにて「2007年以来、弊社はアビスパ福岡様へのスポンサーを継続してまいりましたが、この度、諸般の事情により2025年1月31日をもちましてスポンサー契約が満了となりますのでお知らせいたします」と報告。フォロワーや福岡のファン・サポーター等にむけて、以下のようなメッセージを送っている。

 「アビスパ福岡サポーターの皆様、またJリーグ他クラブのサポーターの皆様、そしてアビスパ福岡様には、様々な形で私たちの活動にご理解とご協力を頂きました。言葉では尽くせませんが、あらためまして長年のご支援、本当にありがとうございました」

 「契約満了に伴い、アビスパ福岡様支援商品の販売やサポーター様向け各種サービスは同日をもって終了とさせていただきます。また、来期のスタジアムグルメ出店も予定しておりません」

 「あくまでも「契約満了」であり「引退」ではございませんし、もちろん「移籍」など露ほども考えておりません。しかしながら現時点では今後について「未定」としかお伝えできないこと、ご理解をいただけますと幸いです。何卒」

 この投稿に、2023年9月末に博多グリーンホテルを退職した児玉慎一郎氏は、「長きに渡り大変ありがとうございました。私の貴社に対するリスペクトは、今まで通りであり感謝しか無いです」と、かつてクラブの経営危機を救ったふくやへの特別な思いを綴っている。

 なお福岡は12月中旬、町田ゼルビアのヘッドコーチとして黒田剛監督を支えていた金明輝氏を招へい。サガン鳥栖監督時代のパワーハラスメント(パワハラ)行為を巡る議論が白熱するなか、一部の飲食店や企業が「諸般の事情」を理由にスポンサー契約の終了を発表している。