MF三笘薫(ブライトン)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF守田英正(スポルティングCP)、DF板倉滉(ボルシアMG)、DF谷口彰悟(シント=トロイデンVV)ら欧州でプレーする日本代表選手を多く輩出してきた川崎フロンターレ。日本代表DF高井幸大の海外移籍も期待されているが、ここに来てセリエA(イタリア1部)の強豪ユベントスからの関心が報じられている。
パリ五輪やFIFAワールド北中米大会アジア最終予選など、国際舞台でもプレー経験を積んでいる高井。オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、11月10日の時点で「彼は日本で最も才能のあるDFのひとり。まだ20歳だが、すでに豊富な経験がある。この冬に彼がヨーロッパへ移籍しないならば、ショックを受けるだろう」と綴っていた。
するとユベントスの専門メディア『Juve Media』は12月27日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』の報道内容を引用する形で、「ユベントスが日本の神童、タカイの動向を注視。ユベントスは彼と契約し、経験を積ませるためにレンタル移籍させる可能性がある」とリポート。ベルギー、オランダ国内クラブからの関心もあわせて伝えているが、ユベントス側はセリエA所属他クラブへのレンタル移籍を望んでいるという。
そんな高井は、世界屈指の将来有望なセンターバックだと欧州で評価されている。国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』は12月22日、全世界を対象に「21歳以下のセンターバック」というカテゴリーにおけるパフォーマンスランキングを公表。サッカー専門サイト『ワイスカウト(Wyscout)』のデータをもとに算出した「パフォーマンス・インデックス」という指標でランク付けを行っているが、同選手はパフォーマンス・インデックス「77.7」で5位にランクインしている。
なお、ユベントスはセリエA第17節終了時点で、首位アタランタから勝ち点9差の6位。2024年9月にはアーセナル所属DF冨安健洋への関心が報じられていただけに、同選手の去就が高井の将来に影響を与える可能性も考えられる。
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