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小久保玲央ブライアン巡り…槙野智章が高井幸大に指摘「若さが出る」

小久保玲央ブライアン 写真:Getty Images

 ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)所属GK小久保玲央ブライアンは、パリ五輪の舞台で活躍。10月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選での日本代表入り、GK鈴木彩艶(パルマ)とのポジション争いが期待される中、U23日本代表のチームメイトである川崎フロンターレ所属DF高井幸大が小久保に言及。日本代表OBの槙野智章氏が同選手のコメントに反応している。

 身長190cm超と大柄な小久保は、大岩ジャパンの正守護神として活躍。2024年4,5月のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選や7,8月のパリ五輪本大会で好セーブを連発し、パリ五輪のマリ戦では試合終盤にPK失敗を誘発するなど、安定感抜群のパフォーマンスによりファンからの支持を得ている。

 パリ五輪での小久保のプレーや仕草は、9月29日放送のスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」でも話題に。同番組では高井と川崎OB鄭大世氏による対談の様子がVTRで放送されたが、高井はマリ戦の試合終盤に、PK直前に笑顔でウインクをした小久保の姿に「(プレー中は)気付かなかったけど、試合後に話題になっていることを知って『作っているな!』と(思った)」と言及。

 話題が正守護神の性格に及ぶと、「彼はメディアに対してサービスするタイプで目立ちたがり屋。基本的に音楽を流していて、バスの後ろで歌っている」と陽気な一面を明かしている。

 これに鄭大世氏は「槙野(智章)もそういうタイプだったんだよな」と反応。Jリーグや代表戦の舞台で対戦経験のある元日本代表選手の槙野智章氏に言及。槙野氏は両者の対談動画を見た後に「プレーはかなり大人びた。経験値の高いプレーをするが、インタビューになると若さが出る」と指摘した。

 パリ五輪の舞台で活躍した小久保だが、9月開催の最終予選ではA代表に招集されず。GKでは鈴木、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(町田ゼルビア)の3名がメンバー入りを果たしたが、10月の代表メンバー発表を前に小久保のA代表初招集を求める声は多い。9月にDF冨安健洋(アーセナル)の代役として招集された高井とともに、パリ五輪参戦組の今後に注目が集まる。