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旗手怜央、前田大然のW杯最終予選メンバー選出に「今こそ前進する時」

旗手怜央 写真:Getty Images

 森保一監督率いるサッカー日本代表は8月29日、2026FIFAワールドカップ(北中米W杯)アジア最終予選となる9月5日の中国代表戦、同11日のバーレーン代表戦に向けたメンバーを発表した。

 大半を海外組が占める中、スコットランド1部セルティックに所属するMF旗手怜央、FW前田大然の“セルティックデュオ”も選出されている。スコットランドリーグやカップ戦において、それぞれがゴールやアシストを記録するなどチームの勝利に貢献しており、今季快調なスタートを切った。6月のW杯アジア2次予選に続き、2人揃っての代表入りを果たしている。

 欧州の移籍市場で何かと話題となっているセルティックの日本人プレーヤーだが、クラブの情報を発信する『CELTS ARE HERE』は2人の選出について「この2人は今シーズン好調な滑り出しを見せている。前田は数週間前のハイバーニアン戦で2得点を挙げ、ミッドフィルダーの相棒は2024/25シーズンでここまで実力を発揮し、日曜日、ペイズリーでの勝利した試合で得点をあげた」などと伝えた。

 また、代表選出とならなかった同クラブ所属のFW古橋亨梧にも言及しており、「今シーズンはまだ得点していないことを考えれば驚くことではないかもしれない」と、説いている。

 旗手、前田、両選手の代表チーム内における位置付けとしては「ウインガーの前田はここ数年母国代表でレギュラーを務めてきたが、旗手は森保一監督のチームに溶け込みコンスタントに出場時間を得るのに苦労している」と評価。加えて、旗手について「今こそ、この26歳の選手が母国で自分の足場を見つけ、前進する時なのかもしれない」などと、見解を示した。