元U21セルビア代表FWアレクサンダル・チャヴリッチは、スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァから明治安田J1リーグ所属クラブへの移籍が確実になった模様。同選手が鹿島アントラーズ加入で合意のDFヨシプ・チャルシッチのインスタグラムアカウントをフォローしていることから、鹿島移籍が有力視されているほか、かつてジュビロ磐田でプレーしていたFWジェルソン・ロドリゲスも関与しているという。
現在29歳のチャヴリッチは、身長186cmで右利きのアタッカー。ベルギー1部KRCヘンクやデンマーク1部オーフスGFなどを経て、2016年9月にヘンクからブラチスラヴァへ移籍。ブラチスラヴァでは公式戦265試合出場で75ゴールをマークするなど、2022/23シーズンまでのスロバキア1部リーグ5連覇に貢献。今季もここまでリーグ戦18試合中13試合のスタメン出場で9ゴール6アシストをマーク。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグでもグループステージ全6試合出場で4ゴール2アシストと結果を残していた。
スロバキアメディア『sportnet』は今月中旬、ブラチスラヴァのCEO(最高経営責任者)を務めるイワン・クモトリク氏の話として「日本、中国、そして周辺諸国のクラブがチャヴリッチの獲得を望んでいる。これらのオファーは選手にとってもクラブにとっても興味深い」としつつも、選手サイドに対する契約延長オファー提示を明かしていた。
しかしスロバキアメディア『sportweb』は18日に「チャヴリッチはブラチスラヴァを離れることになった。数日以内に日本のトップリーグへの移籍が完了する」とリポート。同選手の市場価値が200万ユーロ(約3億2000万円)であることも紹介しているが、移籍先のクラブ名は明かしていない。
またブラチスラヴァはチャヴリッチの後釜としてロドリゲスを獲得したとのこと。ロドリゲスはかつて2019年1月から約半年間にわたり磐田でプレー。ディナモ・キエフ加入後は、トルコのMKEアンカラギュジュやフランス1部トロワなど複数クラブへレンタル移籍。現在はキエフからトルコ1部スィヴァススポルへレンタル移籍中だ。
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