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日本代表・町田浩樹に遠藤航所属リバプール関心か。鹿島時代のプレーに脚光

町田浩樹 写真:Getty Images

 日本代表DF町田浩樹擁するユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)は、今月5日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節でMF遠藤航所属リバプールと対戦。現地では、町田のリバプール移籍が噂されている。

 町田は昨年1月に鹿島アントラーズからユニオンSGへレンタル移籍。昨年夏に臀部を負傷して長期離脱を余儀なくされていたが、今年1月の公式戦で復帰。その後はリーグ戦6試合で先発出場してシーズンを終えていた。

 そして買い取りオプション行使によりユニオンSGへの完全移籍を果たすと、今年夏にベルギー1部クラブ・ブルッヘからの関心が報じられたものの残留。今季はここまでリーグ戦9試合中6試合で先発出場。先月にハムストリングの負傷で離脱していたとはいえ、センターバックの主力選手として活躍している。

 リバプールとの一戦を前に、同クラブの専門サイト『Liverpool.com』は「センターバックである町田は左利きで、センターバックだけでなく左サイドバックとしてもプレーできる。リバプールには現在左足のバックアッパーがいないだけに、興味深い選手である」とリポート。

 ボール奪取や空中戦での強さを示すデータを紹介すると、「ユルゲン・クロップ監督が選手たちに求めるような闘争心を、町田は間違いなく兼ね備えている。鹿島でプレーしていた頃、ピッチで頭からスライディングして危険な状況を防いだことが話題になった」と、2021年7月のセレッソ大阪でFWアダム・タガートのカウンター攻撃を頭でクリアしたシーンにも触れている。

 先月12日の国際親善試合トルコ戦でA代表デビューを果たした町田。リバプール戦でのパフォーマンス次第では、ステップアップ移籍への道を切り開けるかもしれない。