Jリーグ サガン鳥栖

元鳥栖キム・ミンヒョクがタイ強豪移籍へ!元横浜FMティーラトンと同僚に

キム・ミンヒョク 写真:Getty Images

 かつて明治安田生命J1リーグのサガン鳥栖でプレーしていた元韓国代表DFキム・ミンヒョクは、石井正忠監督率いるタイ1部優勝クラブのブリーラム・ユナイテッドへ移籍することが決まったようだ。

 キム・ミンヒョクは2014年から5シーズンにわたり鳥栖でプレー。2019年に鳥栖から韓国1部全北現代へ完全移籍すると、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台で活躍していたが、昨年に城南FCへ加入。2022シーズンのリーグ戦で負傷離脱により4試合の出場にとどまると、シーズン終了後に契約満了により退団。今季の韓国1部リーグ開幕後も無所属状態が続いていた。

 韓国メディア『sportal korea』は11日、関係者から入手した独占情報として「キム・ミンヒョクはブリーラム移籍への手続きをすべて完了した」とし、タイ1部リーグ連覇を成し遂げたブリーラムへの加入が決定的と伝えている。

 ブリーラムはタイ1部リーグを9度制した強豪。2021/22シーズン途中から元鹿島アントラーズ監督の石井氏がチームを率いると、タイ国内3冠を達成。2022/23シーズンも開幕から好調をキープすると、先月22日のチェンライ・ユナイテッド戦で勝利したことにより、リーグ連覇を達成。タイ国内カップ戦とリーグカップ戦でも決勝まで勝ち進んでおり、2年連続となる国内3冠達成が期待される。

 かつて横浜F・マリノスでJ1制覇を果たしたタイ代表DFティーラトン・ブンマタンを擁するブリーラム。石井監督が就任してから好成績を収める中、元Jリーガーの獲得でさらに注目を集めそうだ。