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前田大然残留をポステコグルー断言!「彼は残る」複数年契約締結も明かす

前田大然 写真:Getty Images

 日本代表FW前田大然(24)は昨年12月、明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからセルティックへ買い取り義務付きのレンタル移籍により加入。今季の活躍もありセルティックへの完全移籍が確実と伝えられる中、アンジェ・ポステコグルー監督が同選手のセルティック残留を明言した。13日、セルティックの専門サイト『CELTIC ARE HERE』が報じている。

 前田大然は今年1月16日のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第21節・ハイバーニアン戦でデビューすると、いきなり移籍後初ゴールをマーク。日本代表FW古橋亨梧(27)が負傷離脱していたこともあり、2月以降の公式戦ほぼ全試合で先発出場し8ゴール2アシストをあげ、セルティックのリーグ優勝に貢献していた。

 そんな前田大然は今月はじめに現地メディアの取材を受けた際、自身の今後について「私は昨年のはじめから日本でプレーしています。今シーズンが終わったら、来シーズンに向けて十分な休養を取らなければいけないですね」

 「来シーズンはベストの状態で臨みたいと思いますが、まずは休みたいですね。(古橋亨梧や井手口陽介、旗手怜央とともに)日本人選手として一緒にここでプレーし、さらにパワーアップしたいと思っています」と来季もセルティックでプレーすることをほのめかしていた。

 するとポステコグルー監督は13日の記者会見で「ダイゼンは(来シーズンも)絶対にここにいる。(セルティックに加入してから)彼はつねに長い期間にわたり我々のもとでプレーするつもりだったし、その点では何の問題もなかった。ただ、(セルティックと)横浜F・マリノスとの契約がそうなっていただけなのだ」と同選手の残留を明言。さらに「彼は我々と4年契約を結んだから、将来もずっとここにいる」と同選手がすでにクラブと複数年契約を結んでいることも明らかにしたのだ。

 なお英紙『スコティッシュ・サン』が今月8日に報じたところによると、買い取り義務が発生した場合にはセルティックが横浜F・マリノスに対して200万ユーロ(約2億8000万円)を支払うという。