
明治安田生命J1リーグの浦和レッズは、2022シーズン途中にブルガリア1部の強豪ルドゴレツに所属するキプロス代表FWピエロス・ソティリウ(29)の獲得を決めるかもしれない。14日、ブルガリアメディア『Match Telegraph』が伝えている。
身長186cmで右利きのソティリウは、キプロス1部の強豪APOELニコシアやデンマーク1部の強豪コペンハーゲン、カザフスタンのアスタナをへて、昨年2月にルドゴレツへ加入。今季はUEFAチャンピオンズリーグ予選1回戦からプレーオフまでの計8試合中7試合に先発出場して3ゴール1アシストをマークしているほか、UEFAヨーロッパリーグ・グループステージでも6試合中5試合でスタメンに抜てき。国内リーグ戦ではここまで23試合中16試合で先発出場して16ゴール4アシストと不動のストライカーとして活躍している。
そんなソティリウの去就については、外国籍のアタッカー獲得を目指す浦和レッズがこれまで複数回にわたりオファーを提示したものの、ルドゴレツに却下されたとブルガリア国内メディアが報道。また、選手本人は先月下旬にギリシャメディア『Digital TV』の番組に出演した際にJリーグ移籍に興味がないことを明かしていた。
その中、『Match Telegraph』は「ルドゴレツは2度にわたり浦和レッズからのオファーを拒否した。1度目は移籍金120万ドル(約1億4000万円)、そして2度目は150万ドル(約1億8000万円)を提示されている」とソティリウを巡る両クラブのやり取りの詳細を伝えている。
そして「浦和レッズは夏に200万ドル(約2億4000万円)によるオファーを提示するものとみられ、取引が成立する可能性は高い。浦和レッズのスカウト陣がレフスキ・ソフィアとの試合に足を運んでいる」と報道。浦和レッズが依然としてソティリウ獲得にこだわっているという見方を示している。
なお、ソティリウは今月13日開催のレフスキ・ソフィア戦で1-1で迎えた90分に勝ち越しゴールをマーク。浦和レッズのスタッフがスタンド観戦していたと伝えられている試合で結果を残している。
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