
東京五輪男子サッカー競技でU24メキシコ代表に銅メダルをもたらしたハイメ・ロサノ氏には、J1リーグのクラブからオファーが届いたと噂されている。しかし、同氏はヘラルド・マルティーノにかわってメキシコ代表監督に就任し、FIFAワールドカップ・カタール大会出場を目指すことになるかもしれない。17日、メキシコメディア『Terra Mexico』が伝えている。
メキシコ代表は北中米カリブ海でFIFAランキング上位5か国に入っていたため、FIFAワールドカップ・カタール大会の北中米カリブ海予選では1次、2次予選を免除となり、最終予選から参戦している。そのメキシコ代表は今年9月から始まったカタールW杯北中米カリブ海最終予選で順調に勝ち点を積み重ねていたものの、今月の代表ウィークではアメリカ戦で0-2と敗れると、中3日で臨んだカナダ戦での1-2と敗戦。W杯本大会出場権を争うライバル2か国を相手に連敗を喫している。
また、メキシコ代表は最終予選8試合を終えた時点で勝ち点14を獲得しており、首位カナダから2ポイント差、2位アメリカから1ポイント差の3位につけている。しかし、今月の連敗により首位から陥落したことにより、メキシコ国内ではヘラルド・マルティーノ監督の解任を望む声が上がっているようだ。
その中、『Terra Mexico』はマルティーノ監督の後任候補として、ハイメ・ロサノ氏や元レアル・マドリード指揮官のサンティアゴ・ソラーリ氏、現在SDウエスカを率いているイグナシオ・アンブリス氏の3名をリストアップ。ロサノ氏について、東京五輪で銅メダル獲得という成果を収めたことやU24メキシコ代表で指導に当たっていた一部の選手がA代表でプレーしている点から、後任候補にふさわしいと紹介している。
なお、ロサノ氏は2013年に現役を退くと、リーガMX(メキシコ1部)に所属するウニベルシダ・ナシオナル(UNAMプーマス)の下部組織で2014年からアシスタントコーチを務めたほか、2017年2月から同年10月までケレタロのトップチームを率いていた。そして、2019年1月にメキシコU24代表監督に就任すると、東京五輪男子サッカー競技に出場。3位決定戦で森保一監督率いる日本代表に勝利し、銅メダルを獲得したが、大会終了後に代表監督退任が正式決定。現在はフリーの身となっている。
同氏の去就を巡っては、J1リーグのクラブからオファーが届いているほか、リーガMX(メキシコ1部)のCDグアダラハラも招へいに興味を示していると先月下旬にメキシコメディアが報道。また、ロサノ氏本人は『TVアステカ』のインタビューでCDグアダラハラでの指揮に意欲を示しているが、CDグアダラハラは今月はじめにマルセロ・ミシェル・リーニョ暫定監督続投の方針を固めている。
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