
サッカー日本代表「森保ジャパン」は、強豪ブラジル代表との直接対決を控える中、FIFAランキングで19位。12月のFIFAワールドカップ北中米グループステージの組み合わせ抽選会を前に、すでに組み合わせに関わるポット分けで、ポット2入りが確定。ドイツ代表、スペイン代表、ブラジルと再戦する可能性にも注目が集まりそうだ。
海外メディア『フットボール・ミーツデータ』は10月7日、北中米W杯のポット分けについて特集。開催国のメキシコ、アメリカ、カナダにくわえて、南米予選を5位で終えたブラジル、それに強豪アルゼンチンのポット1入りがすでに決まっているほか、日本とイランのポット2入りも確定。チュニジアのポット3、ニュージーランドのポット4振り分けも決まったという。
すでにW杯出場を確定させた代表チームでは、モロッコ、コロンビア、ウルグアイがいずれもポット1もしくはポット2へ入る見込み。韓国、エクアドル、オーストラリア、パラグアイがいずれもポット2もしくはポット3に振り分けるほか、ウズベキスタンとヨルダンについてはポット3もしくはポット4に入るという。
また、同メディアは北中米W杯ポット分けのシミュレーションを実施。これによると、開催3か国にくわえてスペイン、フランス、アルゼンチン、イングランド、ポルトガル、ブラジル、オランダ、ベルギー、クロアチアがポット1に。現在FIFAランキング10位であるイタリアの欧州予選敗退を予想している。ポット2にはモロッコ、ドイツ、コロンビア、ウルグアイ、スイス、セネガル、日本、デンマーク、イラン、オーストリア、韓国、エクアドルが振り分ける見込みだという。
カタールW杯で日本に敗れたドイツは、2025年9月の国際Aマッチデー終了時点で1704ポイントを獲得。FIFAランキングで12位につけているが、ポット1入りのボーダーラインにいる9位クロアチアとはわずか10ポイント差。欧州予選の結果にも左右されるが、残り試合で好成績を収めるとなれば、ポット1に食い込み、組み合わせ抽選会の結果次第では日本と再び相対する可能性も。同じくカタールW杯で下したスペインや、ドイツW杯で大敗を喫したブラジルとの再戦も考えられる。
9月の北米遠征では、FIFAランキングで格上のメキシコに引き分け、アメリカに敗れた日本。現在はMF遠藤航(リバプール)をはじめ一部選手を怪我で欠いているが、森保一監督としてはパラグアイ、ブラジル、ボリビアなど、11月まで行われるキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)4戦で、主力選手のコンビネーションや新戦力の発掘など、様々なことを試せそうだ。
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