マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンが同クラブを退団する可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
2018年夏から2年間武者修行したレンタル先のシェフィールド・ユナイテッドで評価を高めたヘンダーソンは、昨季の途中までスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの後塵を拝していたが、3月に行われたプレミアリーグ第29節クリスタル・パレス戦でスタメン出場。その後は7試合連続でゴールマウスを守っていた。
しかし、6月にでん部を負傷しユーロ2020の出場を逃すと、夏には新型コロナウイルスに感染。倦怠感が続く後遺症に苦しみコンディション不良が続き、9月22日に行われたEFLカップ(カラバオカップ)3回戦のウェストハム戦でようやく今季トップチーム初スタメンを飾ると、それ以降はベンチ入りしている。
そんなヘンダーソンはユナイテッドとの契約を2025年夏まで残しているものの、ベンチを温める現状が続くようであれば、今冬での退団を検討するという。その移籍先候補にサウジアラビア政府系ファンド『パブリック・インベストメント・ファンド』が10月に買収したニューカッスル・ユナイテッドが挙げられているものの、ユナイテッドがシーズン途中での退団を容認する可能性は低いとのことだ。
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